230113-230116

230113

 すっぽかしていた精神科へようやっと行けた。担当医はだいたい様子伺って薬出すだけなので、診察は5分と掛からないが、わたしは結構気に入っている。同情や好奇や憐れみなど一切のニュアンスを含まない、純粋な相槌がとてもうまい。あれは私もできるようになりたい。

 ご褒美にコメダに寄った。離脱症状でふらつくので歩いて帰るのが辛く、休憩したいというのもあった。6時間くらいいて、森田るい『我らコンタクティ』内田樹『寝ながら学べる構造主義』を読んだり、中古のiPhoneを探したり、ブックマークの整理をしたりして過ごした。やりたいこといっぱいあって死ねない。美容室予約した。

 23:30に出勤、夜間試写。映画イヤイヤ期がまだ終わっていないので、2日ぶりに映画を見た。クラクラした。サラウンドとか音とかモワレとかに集中して見ているからというのもあると思うけど、砂漠に水を注いだみたいだった。

 それでもイヤイヤ期は終わらない。映画どころか映像が全部イヤで、楽しみにしてたNieRもまだ見てない。

 

230114

 昨日読んだ森田るい『我らコンタクティ』が良すぎたので、小型船舶免許を取りたくなり、調べてみた。学科試験独学コースなら、6万円ちょっとで実技の講義と国家試験を受けられる。2級は沿岸まで、1級は外洋に出られる。1級は海図問題が出題されるので学科試験がすこし難しくなるが、海図広げてコンパス使って進路決めるやつができるようになるらしい。

 オノ・ナツメ『BADON』読んで煙草を吸い始めたし、森田るい『我らコンタクティ』で1級小型船舶免許の取得を決めたし、影響されやすい性格をしている。

 

230115

 デジタル一眼レフ、新品で6万円でお釣りがくるレンズキットを、中古で4万円弱でポチってもうた。これでお散歩行くんだ。

 映画イヤイヤ期ゆえ、今のうちに積読にどっぷり浸かろう!と頭をよぎりはするものの、注意散漫になっているので読書に集中しにくいし、あれこれ調べ物をしていたら時間だけ過ぎる。欲しいものも増える。お金はへる。

 

230116

 仕事の休憩時間に一旦帰宅すれば、頭と体がお仕事モードになっているから家事が捗ることを発見した。これぞライフハック。底が見えなくなっているシンクを片付け、洗濯物を片付け、簡単にご飯食べて、煙草を1本吸って職場へ戻った。

230111-230112

230111

 仕事が休み。メンタルの調子が最悪。医者に行き忘れたおまえがわるい。薬もらうだけで5分で終わるのに、病院ってなんか行きたくないのよね。一日中家にいた。映画はなんとなく観たくなかったので、本読んだり美容室探したり漫画読んだり寝たり起きたりした。ご飯とおやつは、これでもかというくらい食べた。内田樹『寝ながら学べる構造主義』、冬野梅子『まじめな会社員』、森田るい『われらコンタクティ』、伊藤亜紗編『「利他」とは何か』を電子書籍で買う。メンタルの調子が悪くても、夕方には起き上がれてご飯食べて本読めるので、オッケー。

230112

 仕事の日。動くとふらつく。医者に行き忘れたおまえがわるい。薬もらうだけで5分で終わるのに、病院ってなんか行きたくな

 夜、ポーランドにいる高校時代からの友達とオンライン通話。職場の愚痴を漏らすと、君の性格でよくその環境に耐えられているな、と驚かれた。ヒトを威嚇するべく金髪にするつもりだという話をしたら、私に似合いそうな色と髪型をいくつか提案してくれた。私は最近、対人関係に関してあまりにも腐りすぎている。話の流れで、欧米で流行っているらしい友達づくりアプリをインストール。散歩ライフを充実させるべくカメラを買いたい話をしたら、背中を押してくれた。友達が、生まれてきたくなかったし羊になりたいって言うので、恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』を勧めた。風とか貝とかジャングルの植物とかになりたいけど言葉を使えなくなるのが惜しい、って思ってた頃に読んで、すごい良かったから。

230109-230110

230109

 自分が感じていることは皆んなも感じているはずである、といった勘違いをしょっちゅうやる。すべての女性は男性と女性に性的な関心を抱くことがある、とか。すべての人は対人関係が基本的にストレスで、友人であれ恋人であれ、他人と親しくしているということはその人を許しているということだ、とか。当たり前などない、というのを知識として仕入れて以降、おのれの人となりについて把握しやすくなった。話し言葉より書き言葉が好き。普段は音楽に関心がないが、精神が不安定になればなるほど貪るように聞く。寂しがりのくせにヒトが苦手。ヒトにもモノにも依存しやすい。今は砂糖と煙草に依存している。何かひとつのコンテンツに没入することがないので、オタクにはなりにくい。他人に恋愛感情を抱いても、その人とどうにかなりたいとは思わない。自分から他人に近づくことがないわりに、他人に近づいてこられると拒めない。最近それも克服したので、余計に友達ができなくなった。一度信用できないことをされると、徹底的に嫌いになる。不快だった出来事を細かく記憶していて、よく思い出す。正義感が強い。正義感が強いことは美点にも汚点にもなりうることは、最近知識として得た。左翼。寂しさを他人で埋めようとする人のことを馬鹿だと思っている。ノンポリが嫌い。

 ここまでざっと書いて、なんと扱いづらそうな人間だこと、と思った。こんなんなのにニコニコしてるから疲れるんだろうか。最近不快なことが続いて疲れているのだが、抗鬱剤を断薬したせいか、たんにストレスを感じやすいからか、判断がつかない。ただ当然だが、大前提として社会が悪い。長居しても傷つくことばかりのこの業界で生存することを、私なりの抵抗としたいという気持ちがある。すぐにメンタルぶっこわれるからそんな生き方向いてないのに。悔しい。

230110

 仕事が休み。精神の不調ゆえ引きこもる以外の選択肢なし。映画はなんとなく観たくない。今年に入ってから、初めて映像作品を観なかったかもしれない。カメラを買うならどれがいいか調べたり、寝たり起きたり、近藤祉秋『犬に話しかけてはいけない』の続きを読んだり、日記ブログを読み漁ったり、読書会の準備をしたり、小豆を炊いたりした。ぜんざいにしようと思ったが砂糖を切らしていたので、夕方に業務スーパーへ行った。砂糖と牛乳だけ買うつもりが、甘いお菓子をたんまり買い込んでしまった。

 20:00より、ハル・フォスター編『視覚論』読書会。ノーマン・ブライソン「拡張された場における〈眼差し〉」を読む。ラカンの〈眼差し〉についての問題意識や、ブライソンが水墨画を引き合いに出して論じている箇所などに、平倉圭の文章や仕事がしょっちゅう頭を掠める文章だった。普段からあまりにもヒラクラケーヒラクラケーと鳴きすぎかなあと思い黙っているつもりだったのだが、感想を聞かれてつい、ヒラクラケー!と鳴いてしまった。私は平倉圭のただのファンなので、『かたちは思考する』序章の一部分を手書きで引用してトイレに貼っています。

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 次章ジャクリン・ローズ「セクシュアリティと視覚」は私がレジュメを切ることになっているのだが、何が書いてあるのかさっぱりわからない。巻末の解説文によると、原文が非常に読みづらい英文で、かの柴田元幸も「すごい悪文!」と評したそうな。私はくじ運が悪い。誰か助けてください。

230106-230108

230106

 休みと予算と話が合う友達がゼロだったのが、1人に増えた。友達が年明けから突然平日休みになり、しかも休みの曜日が私と一緒になったらしいのだ。奇跡としか言いようがない。何しよっかな。

 出勤前の14:00頃、10:00に取っていた精神科の予約をすっぽかしていることに気づいた。明後日で薬が切れるが、仕事には行かないといけないし、次に主治医に会えるのは来週。服薬が習慣づくまでは、薬を飲み忘れるたび希死念慮がアラームみたいに飲み忘れを教えてくれていたので、突然の断薬には不安しかない。

230107

 帰宅してからのルーティンは次の通り。荷物を置く、着替える、食事と温かい飲みものを用意する、プロジェクターとFireStickの電源をつける、何か観る、眠気の到来を待つ。サブスクは、NetflixとU-NEXTとAmazonPrimeを登録しているので、観たいものがあれば大体観れる。映画1本すら鑑賞する気力が残っていないときは、たいして面白くはない海外ドラマを流し見したり、心底どうでも良いNetflixのスピリチュアル系ドキュメンタリーを流し見したりするのだが、このせいで余計に気力が奪われている気がしている。楽にしていられるけど、楽しくも面白くもない。それよりかは研究者が書いた本を読んで、論証の筋を頭のなかで追いかけている方が、気も紛れて良い。映画やドラマをぼんやり見てるときって、余計なことを考えたりしちゃうから。わかってはいるが、城に帰ると自分以外が立てる音が欲しくなって、とりあえずBGVでも流すか、ってなるんだよな。それで、どうでもいい番組を選んだりする。レコードでも買うか?ITunesでもいいけど、わざわざレコードを買う方が、自分を積極的に甘やかしている感じがする。

230108

 今週は仕事が忙しい。修羅場レベルが5まであるとしたら3.5くらい。忙しいほど、仕事だけの日だったことにしたくなくて、1日を取り返すべく帰城後の家事が捗る。今日は帰ってから、今年初の雑煮を作った。七草粥の日も過ぎたというのに……。しかし私はスロースターターなのでオールオッケー。一年の計が年始にあるというのなら、今年は自分らしく過ごせる年になる、ということにしておけばいいだけの話である。

 職場が発行している雑誌のスタッフコラム、誰が読んでるんだかと思って手癖で書いていたのだが、同僚の友人(しらないひと)が大変面白く読んでくれたようで、間接的に感想を伝えてくれた。私の文章に、すごいタイミングで出会ったらしい。読んでる人いるんだ……。この日誌も、誰が読んでるんだかと思って書いてるけど、もしそういう出会いがあるのなら、私の思想や実存に触れるような文章を苦しみながら書いてみてもいいのかもしれない。そもそも私自身、インターネットを徘徊して文章を読んだりZINEや個人誌、同人誌を買ったりするときって、そういった出会いを探しているのかも。

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 夜が明けた。眠気がやってこない。

230102-230105

230102

 職場に友達が遊びに来てくれた。阿闍梨餅を持ってきてくれた。京都のお菓子のなかで阿闍梨餅が一番好き。ちょっと温めて食べた。

 

230103

 年明け一発目の休日。洗い物でシンクの底が見えなくなっていたので、片付けた。やっと正月を迎える感じになった。冬服は初売りの時期じゃないと高くて買う気がしないから、一番近い商業施設に服を買いに行った。ズボン2本と、なぜか春服を2着手に入れた。帰りに業務用スーパーに寄ったら、楽しくなっちゃって、5000円分の買い物をした。しばらく食料品は買わなくて良さそう。

 

230104

 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』と『アバター』を配信で観てから寝落ちして、5:00ぐらいに目が覚めた。お腹が空いていたので、餅を焼いて砂糖醤油で食べたが、全然甘くない。1個半食べたところで、塩醤油だったことに気づいた。寝ぼけながら餅食うぐらい食い意地張ってるなら、今年は元気に過ごせそう。

 9:20の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観に日比谷へ行った。人が多かったけど、喉の奥が締まるかんじはしなかった。次の通院の時から減薬始めようと思う。映画は、全5作のうちまだ2作目だから、家族ありきの幸せとかアメリカの厳しい父親像とかは特にそうだけど、今後の物語で乗り越えられていくんだろうなあ、というところが多かった。でっかい海獣が巨大なスクリーンに泳いでいる映像を最高の音響で鑑賞できるだけで儲けもんなのでOK。楽しかった。その後、クリスピークリームドーナッツを3つ買って、友達の家に行った。マリオカートした。なかなか真っ直ぐ走れない。ゲーム続けてたら、運転うまくなりそうだと思った。複数タスクを同時にこなしながら視野を広く持たないといけないところとか、特に。帰って『ギレルモ・デル・トロピノッキオ』を鑑賞。デルトロおじさん、好き〜。

 

230105

 起きたら鞄の中に「ねるねるねるね」の特大バージョンが入っていて、昨日の自分テンション高えな、と思った。友達の家から帰る途中、ドンキに寄って買ったんだった。全然「ねるねるねるね」の気持ちじゃなくなっていた。ぼんやりしていたら、実家から荷物が届いた。正月っぽい食べ物などの詰め合わせだった。あん餅が入っていた。寝ぼけながら食べたあと、いま1個食べたか2個食べたかどっちだっけなあ、と思いながらお茶を飲んだ。最近、寝覚めが悪い。

221229-230101

「城下街警備日誌」を名乗っているのに全く日誌らしくないので、せめて日誌の体裁をとることにした。

 

 

221229

 試写が必要な作品が溜まっていたので、23:00出勤にしてもらった。昨日『ケイコ 目を澄ませて』を観たら東東京映画だったので、荒川あたりをお散歩することにした。東京都現代美術館から出発して川沿いの団地を見ながら散歩し、小林坩堝の詩集『小松川叙景』に出てくる公園を通り、荒川沿いを堀切ジャンクションまで歩いた。すごく天気が良くて、冬なのに暖かかった。

団地の大きなマンション

団地の大きなマンション

川面に映る団地の大きなマンション

 川沿いにこんな建物がたくさん並んでいた。この建物に人間が詰まっていると考えると、人間ってちょっと多すぎるよなあ、という気分になる。川沿いの団地を抜けると、大きな池があった。

大きな池に鴨がいる

 この写真にはそんなに写っていないけど、鴨がいっぱいいたので、鴨川と呼ぶことにした。ここまで歩いて2時間くらい。ひと休みしたくなり、ジョナサンに入った。知らない地域のファミレスに入るのは楽しい。年末だからか、家族づれが目立った。

緑茶とあんみつ

 確か600円ぐらい。

 ジョナサンを出て、『小松川叙景』で知った、基準値のうん千倍の六価クロムが出てくる土地の上に盛土して作った公園へ向かった。

大きな上に橋が2つ架かっている。両岸にマンションがある。青空にぽつんと雲が浮かんでいる。

 ぽつんと浮かんでいる雲が、空を泳いでるみたいでかわいかった。マンションのおうちへ帰っているみたい。もしくは小松川公園に向かっているみたい。私と一緒。

広い芝生の公園。西日が射している。

 お父さんに野球を教わっている少年が結構目立った。どの2人も真剣だった。私はボールと野球少年たちの間を縫って、荒川へ抜けた。

荒川沿いのサイクリングロードを走る3台の自転車。

 サイクリングをしている人たちがいっぱいいた。川向こうに並行して走っている道路が白くてまっすぐでかっこいいし、川の色が良い色あいで、道路の白に似合っている。川のこちら側は枯れ草の背が高くてすごい。西日が綺麗。

橋の下が、土のグラウンドになっている。

 こことか、なんでもない場所なのに、映画のロケ地っぽさがある。川がある方角以外にも、眺めのいいところがたくさんある。マンションとマンションをつなぐ渡り廊下に西日が射して綺麗だった。でかい構造物に影ができると、やっぱり面白い。撮りたくなる。

マンションとマンションを繋ぐ渡り廊下に、西日が射している。
左右の大きな橋が、奥に向かって伸びている。

 荒川沿いを小松川から堀切まで、多分2時間くらいかけて歩いた。ゆっくり日が暮れていった。

土手越しに建物が並んでいる。
土手越しに建物と東京スカイツリーが並んでいる。
背の高い枯れ草。上から三分の一の高さには西日が当たっている。
橋を支えるコンクリートに、落書きがされている。
荒川河川敷で、1人の人物が走っている。

 ちょっと疲れた。

 堀切あたりについたので、荒川を橋で渡った。ものすごく広かった。橋を渡っている途中、川にざぶざぶ入っていく人がいた。養殖でもしているんだろうか。

大きな川の中へ入っていく人物。
大きな川。
川の上に高速道路が通っている。

 堀切でもファミレスに入った。今度はココスで、700円くらいのカルボナーラにした。美味しかった。ファミレスを出て住宅街に入った。下町の雰囲気が残っていた。ねこもいた。首輪をつけて、まるまる太っていた。

住宅街に猫がいる。

 堀切も歩きたかった。機会を譲りたい。

 

 

221231

 珈琲屋から職場に届いた珈琲のお歳暮が、各曜日ごとをテーマにしたものだったので、MONDAYブレンドを貰った。

 定時が23:30なので、何がなんでもそれまでには帰るぞという気持ちで仕事を終わらせた。年越しの瞬間は絶対に城で迎えるんだ、と数日前から同僚たちに言って回っていた。23:45、無事帰宅。

とろろとかき揚げがのった蕎麦。

 スーパーの蕎麦、弁当屋で半額になっていたかき揚げ、家にあったとろろで簡単に蕎麦を作った。つゆは、水に醤油と白だしを適当に入れたらそれっぽくなった。さあ食べよう、とお椀を持って座ったら0:00になった。スロースターター・ギリギリ人間の私らしいので、よしとする。

 

 

230101

 本日も仕事。MONDAYブレンドで、おれの心のマンデーをやった。本当は日曜日だが、新たな区切りを迎えた気持ちで出勤するので、マンデーと言っていいのである。MONDAYブレンドは、スッキリと澄んだ味わいで美味しかった。

灰皿、マグカップ、インスタント珈琲の袋が並べて置いてある。手前に煙草を持つ手。

 年末年始も連絡がつながってしまう、業界最下流の川下にいるみなさんに、仲間意識を感じる。「明けましておめでとうございます」を言わなかったし、向こうも言ってこなかった。

2022年を振り返った

1月。仕事と住居と貯金と恋人を失い、コロナに罹る。

 

2月。自宅療養期間に攻殻機動隊シリーズぜんぶみる。引っ越し。

 

3月。職業訓練校に入校。教員が最低。青春18きっぷで広島・福岡への旅。

 

4月。映画みてアニメみて展示みて本よんで書く。

 

5月。映画みてアニメみて展示みて本よんで書く。爆鬱。SNSの整理。

 

6月。映画みてアニメみて展示みて本よんで書く。やっぱり映画館の仕事が好き。全国の独立系映画館のHPをしらみつぶしに訪問。

 

7月。同居人の上京による、ルームシェア解消の決定。知人の紹介で就職先が決まり、上京が決定。職業訓練校を退校。

 

8月。引っ越し。初めての一人暮らし。部屋が最高なので「城」と名付ける。自傷日課になり、さすがに精神科へ駆け込む。診断名、適応障害。7ヶ月半ぶりの労働。

 

9月。職場が大盛況のうちにオープン、いいスタート。東京きらい。抗鬱剤の処方はじまる。服薬はじめて1週間ぐらいが一番つらく、Amazonで『完全自殺マニュアル』購入。届く頃には抗鬱剤が効いていた。

 

10月。東京きらい。スケボー練習はじめる。気分転換に箱根に行き、蕎麦屋や美術館、カフェを訪問し、個室露天風呂でクラフトビールと黒ゆで卵を嗜む。

 

11月。東京きらい。洗濯機をかう、高かった。空虚感もどってきた。誕生日にホールケーキひとり食い。ケーキはスーパーの材料を組み立てた。たのしかった。誕生日当日にご飯誘ってくれる友達がいた。心からうれしい。

 

12月。東京なれてきた。テレビドキュメンタリーの研究会にいれてもらった。横浜に遊びに行ってみた。地元の神戸に似てるし、市内にミニシアターふたつもあるし、アーティストの移住も多いし、ドヤ街もあって、最高。いちど住んでみたい。一瞬、帰省。東京は疲れる場所だなと再確認。関西にいるあいだ、ボロボロの服を買い替えてバサバサの髪を切って生活整えて読んで見て書くぞ!の気持ちが湧いてきたが、東京もどった途端、だめになった。

 


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いつか京都に戻る気がする。京都には引力がある。

 

* 特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと